お肉はいつごろ赤ちゃんの離乳食に入れていいの?

離乳食はいつから?

赤ちゃんを育てていくにあたって、大きく気になることの一つに「食事」があります。

いわゆる「離乳食」を作る、もしくは市販の離乳食を使って食事を与えることになりますが、どういうものをいつごろ与えても大丈夫なのか、というのはとても気になるところですよね。

特に、野菜やご飯など、食べやすいものはともかく、「お肉」をいつごろから与えても大丈夫なのかは迷いどころです。そこで、今回は「お肉」と「離乳食」の関係を簡単に説明しようと思います。

お肉系統の食べ物は、離乳食を始めて初期のころはまだ与えることができません。というのは、お肉はカタチを無くしにくい食べ物だからです。また、消化などの問題もあります。

最初は野菜や炭水化物をほぼ液体にしたようなものから始め、それに慣れてきたら白身魚や豆腐、たまごなどのたんぱく質を取り入れることが出来るようになります。お肉を混ぜることが出来るようになるのは、その次の段階です。

離乳食を時期で分けると、中期の辺り、生後7~8か月あたりになります。

中期に差し掛かると、赤ちゃんは舌と上あごを使って食べ物をつぶせるようになります。この辺りになって、初めてお肉を食べられるようになるのです。

しかしお肉なら何でも、というわけにはいかず、最初は鶏肉の胸肉など、脂身が少なく食べやすいお肉から始めることになります。

また、食感の問題で食べにくかったりするので、なんらかでとろみをつけることも必要になります。この時期は赤身魚なども食べることが出来るようになりますが、それを経た後の後期(生後9~11か月程度)になると、豚肉や牛肉の脂身の少ない部分が食べられるようになります。

ただし、

それでも最初は食べにくいものですので、ひき肉を使って食事に混ぜることをオススメします。それに慣れてきたようであれば、こま切れ肉を与えていくとよいでしょう。

お肉を中心にした離乳食の時期わけについては、大きく分けてこのような感じになっています。お子さんの成長を見守りながら、適切な時期にお肉を与えていきたいですね。

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