玉ねぎが有効です
カレーと言えば、家庭でできるおいしいご飯で定番ですよね。
そして、ちょっとした「ごちそう」感覚で食べることのできる料理です。その中でも「ビーフカレー」となると、他のカレーとは違ってちょっと高級感を演出することができますね。
でもこのビーフカレー、なかなかおいしく出来ない…という悩みを持った方は少なくないのではないでしょうか。
牛肉が硬かったり、臭みがとりきれなかったり…、など、失敗してしまう要因はさまざまあります。
基本的にカレーは時間をたくさんかけて作れば作るほどおいしいものに仕上がりますが、そんなに時間をかけていられない!という方も多いことでしょう。
今回は、簡単な方法でビーフカレーをおいしくするコツをお教えします。
牛肉が硬くなってしまう問題について
まずは問題の1つ、牛肉の硬さについてです。部位やその質にもよりますが、牛肉は火を通すと硬くなってしまいがちです。
ずっと煮込んでいけば自然とやわらかくなっていくのですが、そんなに煮込む時間がなかったり、煮込んでいる間のガス代、電気代が気になってしまったりしますよね。
そんなときには、玉ねぎが有効です。
玉ねぎをすりおろし、それをカレー用の牛肉と混ぜた上で暫くおいておきましょう。
置いておく時間は、短ければ15分〜30分ほどで構いません。
勿論、長く置いておいても大丈夫。こうすることで牛肉が柔らかくなるんですよ。
柔らかくなる理由は、玉ねぎに含まれている酵素が肉を柔らかくする作用を持っているためです。
もし玉ねぎが苦手な方であれば、パイナップルやマンゴーを細かくしたものや、プレーンヨーグルトでも同じような効果を得ることが出来ます。
ただ、今回はカレーなので、玉ねぎを使った方が良いでしょう。
牛肉の臭みを取る
次に、牛肉の臭みを取る方法です。
これは、牛肉を焼いているときに、赤ワインを入れることで実現できます。
赤ワインには肉の臭みを飛ばす効果があります。
アルコールが飛ぶまで牛肉と一緒に火を通してから、他の具材を入れていきましょう。
白ワインだと効果が変わってくるので、赤ワインでやるのがオススメです。
味に赤ワインが介入してくることはあまりありませんので、安心して使うことができます。
ちょっとした工夫で、ルーが市販のものでも本格的なカレーが作れちゃうんです。
皆さんも、ぜひ試してみてくださいね。