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牛レバーと夏バテ

 

夏バテは、夏場に一番なりたくないものの一つに数えられるでしょう。

 

なんとなく食欲もわかず、そうして食べる量が減っていくうちに疲労がたまりやすくなり、そしてまた食欲が減る、という悪循環に陥ってしまうのは何としても避けたいところです。

 

しかし、食べるものなら何でもいいというわけではなく、夏バテを予防したいのであれば、何を食べるか、というところにも気を付けなければなりません。そこで、今回は「牛レバー」が夏バテにどう影響するのか、というところを説明したいと思います。

 

 

牛レバーは夏バテ対策となるとても優秀な食べ物の一つです。

 

さまざまな成分が含まれていますが、その中でも特筆したい成分は「ビタミンB群」、特に「ビタミンB2」、「ビタミンB6」、「ナイアシン」です。

 

ビタミンB2は、脂肪や糖質の代謝を助けるはたらきをします。

 

糖質のエネルギー変換についてはビタミンB1の方が有効なのですが、ここでは脂肪の代謝も助けてくれるのがポイントです。
脂肪はうまく代謝されないと、中性脂肪となって体に害を及ぼす存在になってしまいます。そうしたところからも、必要な栄養素であると言えますよね。

 

ビタミンB6は、たんぱく質の代謝を助けるはたらきを持っています。

 

また、神経伝達物質の生成にはビタミンB6が不可欠とされていて、これが不足しますと脳のはたらきが阻害されてしまいます。
頭をすっきりさせるためにも、必須である栄養素ということですね。

 

ナイアシンは別名ビタミンB3とも言われ、糖質・たんぱく質・脂質の代謝を助け、糖質をエネルギーに変えるという、ビタミンB1と同じようなはたらきを持っています。

 

また、二日酔いの原因になる「アセトアルデヒド」という物質を分解する能力も持っています。夏は汗をかいたりする分、ビールがおいしい季節です。
ついつい飲みに出る回数も増えてしまいがちですが、こういった後の二日酔いに対しても「効果がある」、ということですね。

 

さて、ここまで見てお気づきだと思いますが、牛レバーには主に「代謝を助ける」はたらきをする物質が多く含まれていますね。

 

これが「疲労回復」につながる成分なのです。

 

つまり、疲労回復の面から食欲の回復をたすけ、夏バテ防止につなげられる食べ物である、ということが言えます。

 

レバーとなると苦手な人も少なくはありませんが、食べ方しだいによっては普通のお肉とさほど変わりなく食べることが可能です。もし今、少し疲労を感じているのかなと思われましたら、健康のためにも食べてみるのもいいかもしれないですね。

 

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